Index ソフト・ハード PCシステム | PC構成・方式 |
機能・要件 構成・方式 ブート メイン基盤 CPU メモリ 電源 PCIデバイス ビデオカード HDD・SSD MBRディスク GPTディスク FAN タスク OLPC |
ブート (ブートストラップ)処理 ・電源投入後又はリセット後に、PC上のメモリーに基本的なソフトウェアを読み込む。 ブートプログラムがより大きなプログラムを自動的にロードする。 汎用機では、Initial Program Load・ファームウェアとしてメモリ空間の一部にブートプログラムを存在させる。 電源投入後又はリセット後に、プロセッサはそのアドレスから実行を始める。・PC電源投入 電源を入れた直後、メモリ上にはオペレーティングシステムは存在しない。・一次ブートローダ起動 CPUがROM内のソフトウェア(BIOSやEFI)を既定のアドレスから実行開始 レガシーな BIOS UEFI BIOS (単に UEFI とも呼ぶ。)・UEFI BIOS の実行 BootOrderの確認 UEFIではシステム管理のためのコマンドやアプリケーションを実行 ブートローダ(GRUB2)を起動・二次ブートローダ起動 OSをロードでき、最後にOSを実行する。 GRUB (Legacy) GRUB 2・GRUB2 の実行 grub.cfg を読み込み、OSなどの選択画面を表示 UEFIブートマネージャ機能 grub.cfg を読み込めない場合、grub の
コマンド画面 を表示 選択されたカーネルイメージをメモリに展開・カーネルの起動 メモリに展開されたカーネルが起動・systemd (Linux) 最初に実行されるプログラム・各種APの起動 メイン基盤(マザーボード(MB)) ・品名()、ソケット、チップセット、メモリスロット ビデオスロット(PCI-E*16)、 LAN(GbE)、 S-ATA(3Gb/s/12) メーカ名() CPU ・名前()、FSB()、 クロック(3.20GHz)、Cache(2MB_L2) メモリ ・DDR2、3、4 電源 ・取付け、接続 ケースによって電源の側面のFANが内側に向けられない。 取付けネジは、一般にインチネジ4本 ATX電源はMBへ接続でFAN回転(電源単体では動作しない。)・電源出力コネクタ マザーボード用24(20+4)ピンコネクタ プロセッサ用(ATX)12V 4ピンコネクタ マザーボード上のATX12V電源コネクタへ プロセッサ用(ATX)12V 8(4+4)ピンコネクタ 4ピンタイプとして使用時は、2つに分ける(片方しか入らない構造) EPS12V 8ピンコネクタ マザーボード上のEPS12V電源コネクタへ ペリフェラル4ピンコネクタ CD-ROMなど PCI EXPRESS 6ピンコネクタ PCI EXPRESSボードへ PCI EXPRESS 8(6+2)ピンコネクタ S-ATAコネクタ(L型、I型) S-ATA HDD電源コネクタへ ミニ4ピンコネクタ FD、USBベイへ 配線の分散PCIデバイス ・PCIデバイス (LGY-PCI-GT(E)など)・PCIコンフィギュレーション空間 256バイト(00h~FFh) マルチバイトのレジスタはリトルエンディアン 00h:ベンダID、デバイスID 04h:コマンド、デバイスステータスグラフィックスカード(ビデオカード) ・名前(スロット(AGP、 PCIE)()、制御チップ()、バスタイプ()、メーカー() ・グラフィックアクセラレータ ・2D、2D/3D、3D増設(Add-on) ・2D/3D MBのPCI/AGPバス グラフィックスカードのインターフェイス グラフィックチップ ピクセルユニット 2Dレンダリングユニット テクセルユニット ビデオメモリ(オンボードローカルメモリ) フレームバッファ領域 RAMDAC(Random Access Memory Digital to Analog Converter) ラインバッファ モニタへ・2D 受け取ったデータをピクセルユニット内の2Dレンダリングユニットで画面イメージに変換 変換データをピクセル配列データとしてビデオメモリのフレームバッファ領域に送る RAMDACがフレームバッファーの表示データを表示すべきスキャンラインごとに読み出す ディジタルアナログ変換して、モニタに送り出す・3D 受け取った情報をピクセルユニット内の2Dレンダリングユニットで画面イメージに変換 変換情報をピクセル配列データとしてビデオメモリのフレームバッファ領域に送る テクセルユニットが必要なテクスチャデータをビデオメモリのテクスチャ領域に準備する テクセルユニットのテクスチャリング(2D画像を3Dオブジェクトに貼り付けること) ピクセルユニットがフレームバッファに置いた3Dオブジェクトにテクスチャの張り付け処理 RAMDACがフレームバッファーの表示データを表示すべきスキャンラインごとに読み出す ディジタルアナログ変換して、モニタに送り出す・AGP機能を利用するカードの3D 使用頻度の高いテクスチャは、DMA経由でビデオメモリのテクスチャ領域に転送 他のテクスチャはテクスチャユニットがメインメモリ上のAGPメモリ領域を使って処理 必要なタイミングでビデオメモリのテクスチャ領域に配置 この処理は一般に、AGPx(倍率)機能使って行う ビデオメモリのテクスチャ領域はテクスチャの「キャッシュ領域」として機能 高速キャシュメモリの移すと、より高速なテクスチャリングが行える メインメモリバンド幅が狭いとあまり意味がないHDD、SSD、リムーバブルデバイス ・MBR(マスタブートレコード) 又はGPT(GUIDパーティションテーブル)でパーティション化される。 PC/AT互換機仕様MBRディスク (データ配列例) ・MBR(MasterBootRecord)HDDの第1トラック(63セクター)の先頭セクター(512バイト) 各記憶装置ごとに1つ データの扱い リトルエンディアン 第1パーテーションは第2トラックから開始 プログラム領域 : 446 バイト パーテーションテーブル : 64 バイト エントリ1 : 16 バイト アクティブフラグ : 1 バイト パーティション開始位置(CHS) : 3 バイト パーティションタイプ : 1 バイト 82:LinuxSwap、Solaris 83:LinuxNative(ext2) 85:Linux拡張パーティション パーティション終了位置(CHS) : 3 バイト パーティション開始位置(LBA) : 4 バイト パーティション終了位置(LBA) : 4 バイト エントリ2 : 16 バイト エントリ3 : 16 バイト エントリ4 : 16 バイト ブートシグネチャ: 2 バイト MBRの判別 BIOSは、「0xAA55」以外を、無効とみなす MBRの位置 CHS=(0,0,1) LBA=0 BIOSは、「0xAA55」以外を、無効とみなす・PBS(パーティションブートセクタ)パーティションの最初のセクタ 各パーティションごとに1つ パーティションテーブルは、パーティション4つ分の情報を収める容量を持つ。・基本パーテーション1 1つのHDDに最大4つの基本パーテーションを作成できる (パーティション)ブートセクター(先頭セクター(512バイト)) OSに依存するプログラム・基本パーテーション2 (パーティション)ブートセクター(先頭セクター(512バイト))・基本パーテーション3 (パーティション)ブートセクター(先頭セクター(512バイト))・拡張パーテーション 基本パーテーションの中の1つだけを拡張パーテーションとして、論理パーテーションを作れる 論理パーテーションを作るためだけの領域 OSからフォーマット不可 勝手にデータの記録ができない 論理パーテーション1 EBPR1(先頭セクター(512バイト)) (パーティション)ブートセクター(先頭セクター(512バイト)) 論理パーテーション2 EBPR2(先頭セクター(512バイト)) (パーティション)ブートセクター(先頭セクター(512バイト)) 論理パーテーション3 EBPR3(先頭セクター(512バイト)) (パーティション)ブートセクター(先頭セクター(512バイト))・アクティブパーティション パーティションテーブルで、
4つのパーティションのうち1つだけをアクティブに設定できる。 アクティブなパーティションがあるとMBR読み後にアクティブパーティションのPBSを読みにいく。 ブートセクターのブートストラップローダによってブートローダ本体を読み込み、OSが起動 アクティブなパーティションがなければ起動処理が行われない。 アクティブパーティションがない場合その記憶装置が起動ディスクとして使われない。 UEFIブートではアクティブなパーティションという概念自体が存在しない。 ブートセクタを介さずに起動用のファイルを直接読み込んでOSを起動する。GPTディスク (データ配列例) ・1つのMBRと、パーティションの数だけのPBSがある。 ・保護MBR(MBRディスクをサポートするツールからのGPTパーティションの破壊を防ぐ。) HDDの第1トラック(63セクター)の先頭セクター(512バイト)・プライマリーGPTヘッダー GPTディスクの2番目のセクター プライマリーGUIDパーティションテーブルヘッダーが保存・パーティションエントリー 三番目のセクターから30-40番目のセクター(計32セクター)・プライマリーパーティション 無制限に作成することができる。 拡張パーティション、又はロジカルパーティションが存在しない。・バックアップパーティションエントリー 自動バックアップ・プライマリーGPTヘッダー 自動バックアップFAN ・空気の流れる方向を定め、それにあわせてFANの向きを決める。 |
All Rights Reserved. Copyright (C) ITCL |