機能
 シェルの種類
 シェルの変更
 メタキャラクタ
 ストリーム
 パイプ
 リダイレクト
 ファイルD
 各変数の使用

 シェルの種類  (代表的なシェルの種類と、実体の場所)
 ・Bourneシェル  (/usr/bin/sh)
最も初期に開発されたシェル
 ・Bourne Againシェル  (/usr/bin/bash)
Bourneシェルと互換性を持ち、機能が強化されたシェル
 ・Cシェル  (/usr/bin/csh)
C言語に似た構文を持つシェル
実体はなく、tcshへのシンボリックリンク
 ・TCシェル  (/usr/bin/tcsh)
Cシェルと互換性をもち、機能が強化されたシェル

 シェルの変更
 ・現在のログインシェルを確認
$ echo $SHELL
 ・シェルを変更
chsh -s ログインシェル[ユーザ名]
chsh -s /bin/tcsh

 メタキャラクタ  (特別な意味を持たせた文字)
         メタキャラクタ         意味
    *    0文字以上の任意の文字列
    ?    任意の1文字
    `    コマンド出力の取り出し
    \    続く一文字のメタキャラクタの打ち消し
    "    ¥、`、$以外のメタキャラクタの打ち消し
    '    全てのメタキャラクタの打ち消し

 ストリーム  (データの通り道(流れ))
 ・ストリームの種類
           ストリーム     概要 デフォルトの接続先
         標準入力   標準的入力ストリーム   キーボード
         標準出力   標準的出力ストリーム   ディスプレイ
         標準エラー出力   標準的エラー出力ストリーム   ディスプレイ

 パイプ  (出力ストリームと入力ストリームを連結)
 ・コマンド1 | コマンド2 | コマンド3 ・・・

 リダイレクト
 ・ストリームの接続先をファイルに変更
 ・コマンドの実行結果をファイルに保存
 ・ファイルの内容をコマンドの標準入力にする。

 ファイルディスクリプタ  (ストリームを識別する記述子(番号))
 ・ストリームをリダイレクトする場合は、ファイルディスクリプタを使用
             ストリーム ファイルD     リダイレクト記号
         標準入力     0       <
         標準出力     1       >、1>(追記は>>)
         標準エラー出力     2       2>(追記は2>>)
 ・リダイレクト「<<」(ヒアドキュメント)

 シェル変数と環境変数の使用
 ・シェル自身やシェルから起動されるプロセスの動作を制御する。
 ・永続化は、必要なプロファイル設定を記述する。
 ・シェル変数
ログインしているシェルだけで有効
親プロセスのシェルから起動の子プロセスには、引き継がれない。
全て表示
$ set
 ・環境変数
シェル変数の一種
シェルや様々なアプリケーションから参照できる。
シェル変数にexportコマンドを使用して作成
親プロセスのシェルから起動の子プロセスに、引き継がれる。
全て表示
$ env