マニュアル 
    man
 よく使用
    cd
    pwd
    ls
 ファイル操作 
    cat
    head
    tail
    more
    less
    cp
    mv
    rm
    touch
    file
 dir操作
    mkdir
    cp
    mv
    rm
    rmdir
 filterコマンド
    cat
    head
    tail
    grep
    tr
    sort
    uniq
    wc
    sed
    awk
 F&Dir管理
    ls -l
    id
    chown
    chmod
    setuid
    setgid
    sビット
    tar
    gzip
    gunzip
    tar(z)
    zip
    unzip
 その他
    grep
    find
    date
    uname
    od
    cal
    at

 at  (指定された日時にコマンドを1回だけ実行)
 ・書式
at [オプション] [引数]
 ・オプション
-f    標準入力ではなく、ファイルからジョブを読み取る。
-l    登録したジョブを表示する。
-d    登録したジョブを削除する。

 awk  (文字列のフィルタリング、変換用ストリームエディタ)
 ・書式
awk [オプション]・・・ [パターン] [{アクション}] ・・・ [ファイル]・・・

 cal  (カレンダーを表示)
 ・書式
cal [オプション] [[[day] month] year]
 ・オプション
-1    一つの月だけを出力(デフォルト)
-3    先月/今月/来月の形式で出力
-s    日曜日を週の最初の曜日にする。(デフォルト)
-m    月曜日を週の最初の曜日にする。

 cat  (ファイルの内容を表示(標準出力に出力する。))
 ・書式
cat [オプション]・・・ [ファイル]・・・
 ・オプション
-n    全ての行に行番号を付け加える。

 cd  (カレントディレクトリを変更)

 chmod  (ファイルまたはディレクトリのパーミッションを変更)
 ・書式
chmod パーミッションモードファイル・・・
 ・シンボリックモード (ユーザクラスと演算子、モードで表す。)
chmod <ユーザクラス><演算子><モード> ファイルファイル・・・
 ・絶対モード (オクタルモード)
chmod <所有者><所有グループ><その他のユーザ> ファイル・・・
 ・デフォルトパーミッション  (付与したくないパーミッションを指定)
ユーザ名とグループ名が同一の場合は「002」
ユーザ名とグループ名が異なる場合又はrootの場合は「022」
/etc/bashrc
$ umask
永続化は、~/.bashrcなどに設定

 chown  (所有者とグループを指定した所有者と所有グループに変更)
 ・書式
chown [オプション]・・・[所有者][:所有グループ] ファイル・・・
 ・オプション
-R    ファイルやディレクトリの所有権を再帰的に変更する。

 cp  (ファイルやディレクトリをコピー)
 ・書式
cp [オプション]・・・ コピー元 コピー先
 ・オプション
-i    上書きする前に確認する。
-p    コピー元ファイルの権限、所有者などを保持する。
-r    (-Rでも同じ)ディレクトリの内容を含めて再帰的にコピーする。

 date  (システムの日付や時刻の表示、設定)
 ・書式
date [オプション]・・・ [日時]
 ・オプション
-u    協定世界時(UTC)を表示、設定する。
-s    指定した日時に設定する。(rootのみ実行可能)

 file  (ファイルの内容をテストしてファイルタイプを判定)
 ・書式
file ファイル・・・

 find  (条件を満たすファイルを検索)
 ・省略するとカレントディレクトリ以下を検索する。
 ・書式
find [ディレクトリ] [条件] [処理]
 ・条件
         -name     ファイル名     ファイル名で検索する。
         -size     [+|-]X     ファイルサイズで検索する。
 ・処理
         -print          条件に一致したファイルのパスを表示する。
         -exec     コマンド{} ¥;     条件に一致したファイルに対してコマンドを実行

 grep  (空のディレクトリを削除)
 ・指定ファイルの内容を検索し、パターンにマッチする部分を含む行を表示
パターン : 検索する文字表現
マッチ :パターンに一致すること
 ・書式
rmdir [オプション]・・・ パターン[ファイル]
 ・オプション
-c    パターンにマッチした行数を表示する。
-n    パターンにマッチする部分を含む行を行番号と共に表示する。
-i    パターンにマッチしない行を表示する。
-i    パターンの文字列の大文字と小文字を区別しない。
-i    指定したパターンを含む行のあるファイル名を表示する。

 gunzip  (圧縮ファイルを展開)
 ・書式
gunzip [オプション] ファイル名・・・
 ・オプション
-v    詳細を出力する。

 gzip  (ファイルを圧縮)
 ・書式
gzip [オプション] ファイル名・・・
 ・オプション
-v    詳細を出力する。

 head  (ファイルの最初の部分を表示)
 ・書式
cat [オプション]・・・ [ファイル]・・・
 ・オプション
-n    先頭10行の代わりに指定した先頭行数を表示する。

 id  (ユーザ名、グループ名、ユーザID、グループIDを表示)
 ・書式
id [オプション]・・・ [ユーザ名]
 ・オプション
-u    ユーザIDのみを表示する。

 less  (ファイルの内容を閲覧)
 ・「↑」「↓」キーで上下に移動
 ・書式
less ファイル
$ less -S /var/log/dmesg ()
-Sオプション : 折り返さずに表示
矢印キーで横スクロールして表示
 ・対話的コマンド
         SPACE     1画面下を表示
RETURN    1行下を表示
b    1画面上を表示
q    終了
/文字列    指定した文字列を下方向に検索

 ls  (ディレクトリの内容を一覧)
 ・書式
ls [オプション]・・・ [ディレクトリ or ファイル]・・・
$ ls -R (サブディレクトリの内容も表示)
 ・オプション
         -a     隠しファイルも含めて全て表示
-d    ディレクトリそのものの情報を表示
-h    -l と併せて使用、ファイルサイズを表示
-l    詳細な情報を表示
-R    サブディレクトリも再帰的に表示
-S    ファイルサイズ順でソートして表示
-t    更新日時順でソートして表示

 ls -l  (パーミッションと所有者、所有グループを表示)

 man (オンラインマニュアル)
 ・書式
man [オプション] 引数
$ man -s 5 passwd (セクション5のpasswd のマニュアルを表示)
 ・オンラインマニュアルのセクション
        セクション  内容
    1  実行プログラムまたはシェルコマンド
    2  システムコール(カーネルが提供する関数)
    3  ライブラリー呼び出し(プログラムライブラリーに含まれる関数)
    4  特殊ファイル(通常 /dev に存在するファイル)
    5  ファイルの書式と慣習(例 /etc/passwd)
    6  ゲーム
    7  その他(マクロのパッケージや規則などを含む)
    8  システム管理コマンド(通常はroot用)
    9  カーネルルーチン(非標準)
 ・オプション
        -a全てのセクションを表示する。
-s セクション 指定したセクションを表示する。

 mkdir  (ディレクトリを作成)
 ・書式
mv [オプション]・・・ ディレクトリ
 ・オプション
-p    ディレクトリが存在していてもエラーを返さない。

 more  (ファイルの内容を1画面ずつ表示)
 ・書式
more ファイル
 ・対話的コマンド
         SPACE     1画面下を表示
RETURN    1行下を表示
b    1画面上を表示
q    終了

 mv  (ファイル名変更、ファイルやディレクトリを移動)
 ・書式
mv [オプション]・・・ 移動元 移動先
 ・オプション
-i    上書きする前に確認する。
-f    上書きする前に確認しない。
-n    既存のファイルを上書きしない。
※ -i、 -f、 -n を1つ以上使用した場合、最後のオプションを使用

 od  (ファイルの内容をダンプ)
 ・書式
od [オプション]・・・ [ファイル]・・・
 ・オプション
-t フォーマット
-フォーマット
 ・フォーマット
a    文字名
c    ASCII文字またはエスケープ文字
d    符号なし10進数
o    8進数
x    16進数

 pwd  (カレントディレクトリ名を表示)

 rm  (ファイルやディレクトリを削除)
 ・書式
rm [オプション]・・・ ファイル・・・
 ・オプション
-i    削除する前に確認する。

 rmdir  (空のディレクトリを削除)
 ・書式
rmdir [オプション]・・・ ディレクトリ
 ・オプション
-i    削除する前に確認する。

 sed  (文字列のフィルタリング、変換用ストリームエディタ)
 ・書式
sed [オプション]・・・ [アドレス] [編集コマンド] [ファイル]・・・

 setgid  (プログラムはそのプログラムの所有グループの権限で実行)
 ・書式
chmod g+s ファイル名又は、chmod 2xxx ファイル名

 setuid  (プログラムはそのプログラムの所有者の権限で実行)
 ・書式
chmod u+s ファイル名又は、chmod 4xxx ファイル名

 sort  (テキストファイルの行を並べ替え)
 ・書式
sort [オプション]・・・ [ファイル]・・・
 ・オプション
-n    文字列を数字とみなして比較する。
-u    同一内容の行は1度のみ出力する。
-r    逆順に並び替える。

 tail  (ファイルの末尾の部分を表示)
 ・書式
tail [オプション]・・・ [ファイル]・・・
 ・オプション
-f    ファイルの内容が増え続ける時、追加されたデータを表示する。
-n    末尾10行の代わりに指定した先頭行数を表示する。

 tar  (アーカイブファイルを作成・確認・抽出)
 ・書式
tar オプション アーカイブファイル名[ファイル名又は、ディレクトリ名]・・・
 ・オプション
-c    新しいアーカイブファイルを作成する。
-t    アーカイブファイルの内容の一覧を表示する。
-x    アーカイブファイルからファイルを抽出する。
-v    処理したファイルの一覧を詳しく出力する。
-f    アーカイブファイルを指定する。
 ・アーカイブファイル名
慣習的にアーカイブファイル名は拡張子が「.tar」
 ・メンバ名から先頭の`/' を取り除き相対パスに変換する。
現在使用中のファイルを上書きを避ける。

 tar(z)  (アーカイブファイルを作成・確認・抽出)
 ・書式
tar オプション アーカイブファイル名[ファイル名又は、ディレクトリ名]・・・
 ・オプション
-z    cオプションと組み合わせて、gzipで圧縮もする。
      xオプションと組み合わせと、gunzipで展開もする。
 ・サンプル
$ tar zcvf dmesg2.tar.gz /var/log/dmesg*
$ tar zxvf dmesg2.tar.gz

 touch  (ファイルのタイムスタンプを現在時刻に変更)
 ・書式
mv [オプション]・・・ ファイル・・・
 ・オプション
         -c     指定したファイルが存在しない場合、ファイルを作成しない。
-d 文字列    現在時刻の代わりに引数で指定した文字列を解釈して使用

 tr  (標準入力の文字列を変換)
 ・標準入力の小文字aを大文字Aに変換
$ tr a A

 uname  (システム情報を表示)
 ・書式
uname [オプション]・・・
 ・オプション
-a    -snrvmpioオプションの順番でシステム情報を全て表示する。
-s    カーネル名を表示する。
-n    ネットワークノードとしてのホスト名を表示する。
-r    カーネルリリース番号を表示する。
-v    カーネルのバージョンを表示する。
-m    マシンのハードウェア名を表示する。
-p    プロセッサの種類を表示する。
-i    ハードウェアプラットフォームを表示する。
-o    オペレーティングシステムの名前を表示する。

 uniq  (繰り返し行の出力や削除)
 ・書式
uniq [オプション]・・・ [ファイル]・・・
 ・オプション
-c    行の前に出現回数を出力する。
-i    比較時に大文字と小文字を区別しない。

 unzip  (圧縮ファイルを展開、抽出)
 ・書式
unzip [オプション] ファイル名・・・
 ・オプション
-l    圧縮ファイルの内容の一覧を表示する。

 wc  (改行数、ワード数、バイト数を表示)
 ・書式
wc [オプション]・・・ [ファイル]・・・
 ・オプション
-c    バイト数を表示する(改行コードを含む)。
-l    改行数を表示する。
-w    単語数を表示する。

 zip  (ファイルをアーカイブ、圧縮)
 ・書式
zip [オプション] ファイル名・・・
 ・オプション
-r    ディレクトリを再帰的に処理する。

 スティッキービット
 ・ファイルを作成できるが他人のファイルを削除できない、ディレクトリを作る。
 ・書式
chmod +t ディレクトリ名又は、chmod 1xxx ディレクトリ名