時間の計算
 時刻の取得
 workqueue

 時間の計算
 ・グローバル時計割込みパンドラ (do_timer())
世界標準時1970年1月1日0時からの経過時間を、xtime変数へ記録で時計を実現
一定周期のHW割込み処理として時計を動かす。
システム上のいづれかのCPUへ通知
タイムキーパー(起動時を0とする)、jiffies++、1msec間隔
時限処理のベースとしてのみ使用
縮退動作時の設定し直し機能(有り:アーキティクチャ依存)
 ・ローカル時計割込みパンドラ
各CPUで周期的に発生
HW割込み (x86、smp_local_timer_interrupt())
全CPUが一斉に動作しないように配慮
SW割込み (x86、run_timer_softirq())
タイマーリストの実行
全CPUが一斉に動作しないように配慮
一定時間経過後に、指定された処理を実行
縮退動作あり

 時刻の取得
 # date
time システムコール(秒単位の精度)
gettimeofday システムコール(ナノ秒単位の精度)
内部時計の精度以上の精度はアーキテクチャ依存
 ・時刻の設定
 ・時刻の補正
 ・時刻管理

 workqueue
 ・2.6から各CPUで遅延処理を並行処理可能(taskqueueは廃止)
主にプロセスコンテキストの処理を遅延させるために使用
専用のworkqueueの使用は、処理効率のため動作タイミングを正確に制御する場合
 ・汎用workqueue
ほとんどのデバイスドライバの遅延処理で使用