デバイスドライバ
 フレームバッファデバイス
 vesafb

 ファイルシステムの要求に応じて、実際の入出力処理を行う。
 ・Ext3ファイルシステムの要求に応じて、ブロック型デバイスドライバが、入出力処理
 ・AP~ライブラリ~SYSコール~仮想ファイルSYS~Ext3ファイルSYS~
デバイスドライバ~HDD

 フレームバッファデバイス
 ・このデバイスが何らかのビデオハードウェアのフレームバッファを表す。
 ・インタフェースを定義。
インタフェースを通してAPグラフィックスハードウェアにアクセスできるようにする。
 ・フレームバッファの解像度の管理
 ・フレームバッファコンソールの設定で日本語を表示できる。
 ・フレームバッファデバイス構成
/dev/fb*
フレームバッファデバイスは /dev にある他のデバイスとほとんど同じに見える。
スクリーン上の画素に対応した記憶装置
メジャー番号 29 を使うキャラクタ型デバイス
マイナー番号でフレームバッファの番号を指定
0 = /dev/fb0 最初のフレームバッファ
32 = /dev/fb1 2番目のフレームバッファ
...
224 = /dev/fb7 8番目のフレームバッファ
 ・フレームバッファデバイス動作
デバイスへのアクセスはデバイスノードを通して行いう。
デバイスノードは通常 /dev ディレクトリに置かれる。
フレームバッファデバイスに対応するものは /dev/fb*
フレームバッファデバイスは、通常のメモリデバイス
内容を読み書きすることができる。
同時に複数のフレームバッファを持つことができる。
組込みのハードウェア以外に追加のグラフィックスカードを持っている場合
それぞれに対応するフレームバッファ(/dev/fb0、/dev/fb1等)は独立して動作

 日本語コンソール
 ・コンソールドライバ → (キャラクタコード) → グラフィックボードのテキスト画面
 ・コンソールドライバ → (キャラクタコード) → フレームバッファ
→ (ビットマップフォントデータ) → グラフィックボードのグラフィック画面

 vesafb
 ・グラフィカルモードの使用を可能にするディスプレイドライバ
インテルプラットホーム上でロゴを表示できる。
 ・インテルアーキテクチャのフレームバッファドライバ
VESA 2.0 類似のグラフィックカードで動く。

 フォント
 ・X上に描画
Xクライアントは、使用する文字集合に見合ったフォントの準備を、Xサーバへ依頼
Xサーバは、要求されたフォントに相当するフォントデータを読み込み、
Xクライアント側に読み込み完了を通知
Xクライアントは、文字描画命令をXサーバへ送る。
Xサーバは、Xクライアントから指定されたフォントと文字コードから描画するデータを割り出し、
適切な位置に描画
 ・デフォルトのフォントパス
/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/
 ・XLFD(X独自の命名ルール)
論理フォント名(ハイフォンを区切りとする14個の要素(属性))
 ・フォント例
-misc-fixed-medium-r-normal--7-50-100-100-c-50-iso8859-1
-misc-fixed-medium-r-normal--7-70-75-75-c-50-iso8859-1
-sony-fixed-medium-r-normal--16-150-75-75-c-80-iso8859-1
フォント提供者名
フォントファミリ名
フォントの太さ
フォントの傾き
フォントの幅
付加情報(要略)
文字の大きさ
フォントの水平方向の解像度
フォントの垂直方向の解像度
文字間隔
平均文字幅
フォントのエンコーディング
複数のエンコーディングが存在する場合の識別番号

 ドライバモデル