スコープ (所掌範囲、適用範囲)
 ・そのプロジェクトで実施すべき内容の範囲を定義したもの
 ・プロジェクトを成功の内に完了するために必要な、すべての作業が含まれる。
  (プロジェクトやプログラム、NWなどで、活動や動作などの対象となる範囲、領域など)
 ・2つのタイプ(成果物(プロダクト)スコープ、プロジェクトスコープ)を考える。

 成果物(プロダクト)スコープ
 ・成果物(プロダクト)スコープとして、成果物の内容を定義する。
  プロダクト
  それ自身で、最終成果物、又は構成要素になるもの
  システム開発では、どのようなシステムを作るか
  所産
  プロジェクトで得られた成果、文書類
  サービス
  仕事を行う機能

 プロジェクト・スコープ
 ・プロダクト、所産、サービスを生み出すために実行しなければならない作業
  品質、費用、納期などから、プロジェクトの目標や全体を規定する。
  できるだけ定量化して表現する。
  達成目標の基準値を文書化する。
  プロジェクトスコープはプロダクトスコープを生み出せるが、
  プロジェクトスコープは最終成果物ではない。

 *当スコープの粗さは、「WBS」における、WBS2レベルとなる。